車を査定の際、知らないと損する絶対に確認すべきこと
2年前に主人の車を「車一括査定くるぷら」というサイトで一括査定し、その中で一番査定額の高かった「ソッキン王」に車を売却しました。
その時に学んだ、車を売る時の注意点を紹介します。
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査定してもらった車と売ろうと思った動機
査定してもらった車の車種はトヨタのコロナエクシブ、平成7年式でカラーはグリーンでした。
主人が独身時代に新車で買った車で、18年も大事に乗っていましたが、さすがに古くなりすぎて様々なトラブルが出てくるようになりました。
修理しないと走行できないような部分は修理して乗っていましたが、パワーウィンドウの故障は修理代がもったいないのでそのままにしていました。
運転席のパワーウィンドウが壊れていたので、窓が開けられないだけでなく、駐車券を出し入れする時にいちいちドアを開けなければならずとても不便でした。
そんな時に車で旅行に行き、旅行先で2度も後ろのバンパーをぶつけて片側が落ちてしまいました。バンパーはとりあえずはガムテープで補強し、後でディーラーに問い合わせたところバンパーとパワーウィンドウを修理すると30万円くらいかかると言われました。
その時、もうこの車にはそんなに修理代をかける価値がないと思ったので、修理はしないで廃車にしようと決意しました。
しかし、1度は廃車にしようと思ったものの、もしかしたら買い取ってくれる業者があるかもしれないと思いなおし、とりあえず「車一括査定くるぷら」というサイトで一括査定をしてみました。
査定額とソッキン王との交渉内容
さすがにおんぼろ車なのでどこも査定額は低く、中には返事が来ないところもありましたが、直接電話をくれて対応が良かった2社のうち査定額が高かったソッキン王に売ることに決めました。
ソッキン王の担当者が自宅に来て、主人が交渉し私は立ち会いませんでしたが、最終的に3万円で買い取ってくれるということになりました。
うちの車は、アメリカに輸出されるらしく、アメリカ人女性が買うことも決まったとのことでした。
長年大事に乗ってきた車で愛着があったので、廃車にならずに他の人にまた乗ってもらえるということに主人も私もホッとし、廃車にするしかないと思っていた車に3万円の値段がついたことにも喜びを感じていました。
ところが後から、戻ってくると思っていた自動車税の月割分とリサイクル券が戻ってこない事が分かり、実はうちが損していることに気がつきました。
5月だったので、すでに翌年の年度末の分まで自動車税を払っていて、4月と5月の分を引いた10ヶ月分の自動車税とリサイクル券の分を合わせると4万5千円近く戻ってくる予定でした。
つまり1万5千円近く、うちは損をしていたのです。
損していることに気付かずに契約書を交わしてしまった主人が悪いのですが、後から私が担当者と電話で交渉して、何とか査定額の3万円とは別にリサイクル券の分8,480円だけは返してもらうことができました。
自動車税の分は、返してもらえず諦めざるを得ませんでした。
車を売って学んだこと
私がソッキン王の担当者と電話で交渉している時、最初はリサイクル券は戻ってこないんだとうまく言いくるめてごまかそうとしました。私は廃車にならない場合は必ずリサイクル券が戻ってくることを事前に調べていたので、きちんと説明をしたらもうごまかせないと思ったようです。
実はリサイクル券の分が担当者の歩合になるらしく、今さら自動車税の返金交渉は会社にできないから、自腹で歩合のリサイクル券の分だけお返ししますと言ってきました。
車を売って学んだのは、車を売る前に戻ってくる税金やリサイクル券の金額をきちんと調べておく事と、査定額が本来戻ってくる税金やリサイクル券の分も含まれているのかどうかを、契約する前にきちんと確認することです。
また、ナンバーの抹消手続きは自分でやった方が安くつきます。
そして自動車税は払ってしまってから車を売ると、後から月割で返してもらえるのかどうか買い取り業者と交渉をしなければならなくなるので、今後車を売る時は4月以降ではなく、年度末までにした方がよいなと思いました。