バンダイミュージアムの魅力まとめ！家族で楽しく節約できる

お子さんが休日に出掛けたいスポットで人気なのはテーマパークや遊園地です。しかし、入場料に食事代にお土産とどうしてもお金が掛かってしまいます。そのような時は、お金をあまりかけずに親子で楽しめるスポットへ出掛けてみては如何ですか?

栃木県下都賀郡壬生町の｢おもちゃのまちバンダイミュージアム｣がお薦めです。

おもちゃのまちにあるバンダイミュージアム

バンダイミュージアム

栃木県下都賀郡壬生町(しもつがぐんみぶまち)には、1965年に玩具メーカーの工場が集まる地帯として誕生した｢おもちゃ団地｣があります。団地にちなんで｢おもちゃのまち｣という私鉄の駅もあります。各メーカーが生産拠点を海外に移して工場が減少した今でも、おもちゃのまちの名前は地域の人に親しまれています。

おもちゃのまちバンダイミュージアムは株式会社バンダイによって設立された玩具博物館で、所蔵されている35,000点の中から厳選されたおもちゃが展示されています。

バンダイ創業時から発売された玩具が年代順･キャラクターごとに展示されているので、お父さんお母さんが子供時代に遊んでいた懐かしのおもちゃにも出会えます。展示品の解説には発売時の裏話も紹介されており、ロボット･女の子向け玩具コーナーではお子さんより大人の方が熱心に鑑賞することが多いようです。

また、日本古来の玩具、海外から収集した玩具、エジソンの発明品が展示されているので歴史の勉強にもなります。

建物の前には3,000平方メートルを誇る広場(ミュージアムガーデン)が設けられています。ボール･フリスビー等の遊具が無料貸し出しされているので芝生の上でボール遊びが出来ます。もちろん一休みすることも可能です。

展示品は見て回る時間は1～2時間程です。また、館内のプレイエリアや館外のミュージアムガーデンで無料貸し出しのおもちゃで遊ぶとおおよそ半日の時間を過ごす事が出来ます。

ミュージアム内にはお土産や玩具の売店はありません。飲み物の自販機とガシャポン(カプセル入り玩具自販機)の設置のみとなっています。

因みにガチャガチャ･ガチャポン等様々な呼び方がありますが、バンダイが商標登録している物がガシャポンです。

お子さんに記念品や高額なおもちゃをねだられる恐れも無いので、親御さんにとってお財布に大変優しいスポットでもあります。

尚、レストランや弁当･お菓子の売店もありません。昼食が必要ならお弁当の用意をお薦めします。飲食は館内のラウンジスペースとミュージアムガーデンで可能です。

夏休み･冬休み、ゴールデンウィークにはキャラクターショー等のイベントが開催されています。また、館内では常設展示の他に特別企画展が開かれることもあります。

開館日
年中無休(10:00～16:30) ※入館は16:00まで

入館料
大人(高校生以上)1,000円
子供(4才から中学生)600円
4歳未満は無料
65才以上800円
障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方は半額、付添人は無料　　　

無料駐車場あり(70台まで可)

ジャパントイミュージアム
江戸時代から近年に登場した日本の玩具(4,600点)が展示されています。こちらではバンダイの代表商品である｢超合金、ウルトラマン、仮面ライダーシリーズ、戦隊シリーズ、女の子向け玩具」を見る事も出来ます。
ワールドトイミュージアム
世界から収集したおもちゃ(500点)の展示。18世紀の人形や19世紀の玩具といった歴史的な貴重品を見る事が出来ます。　
ホビーミュージアム
機動戦士ガンダムシリーズをメインとしたホビー商品の展示。特別に制作されたジオラマとオブジェ、原寸大ガンダムの胸像はバンダイミュージアムの目玉となっています。
エジソンコレクション
トーマス･エジソンの発明した機械の数々(300点)が展示されています。蓄音機、白熱電球、映写機等の貴重なコレクションの見学が出来ます。
プレイエリア
ブロック、ゲーム遊び、読書の出来る広場です。おもちゃの無料貸し出しも行われています。

原寸大ガンダムの胸像はミュージアム入口付近に展示されています。(写真撮影可)