社会人の一人暮らしで食費を抑えたい人へ!外食から自炊へのススメ
社会人になり、上京するなどで一人暮らしする際には、どうしても出費が気になるのではないでしょうか。とりわけ首都圏では賃貸の家賃だけで1か月分の手取りの半分ぐらいは取られてしまうのも珍しくはありません。
収入を増やすのは、なかなか難しく家賃は毎月同じ額だけかかるので、少しでもお金を残すには毎日使う分の額を、いかに少なくするかが大事になってきます。そこで今回は食費に絞って少しでも出費が少なく済む方法について述べたいと思います。
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外食より自炊を選択すべき理由
まず、一番大事なのは、自炊する方が外食するよりもかかる食費は少ないということを理解する事ではないでしょうか。
たとえば、毎日3食とも外食で済ませる場合を考えると、ガストなどのファミリーレストランの場合だと、モーニングセットが500円、ランチが500円、夕食はがっつりとハンバーグセットを注文すると1000円ぐらいかかります。つまり1日で2千円。1ヶ月だと6万円もかかってしまいます。
大戸屋などの本格的な定食屋さんでも800円ぐらいはかかります。そこまで至らなくとも吉野家などの牛丼屋さんや駅前のそば屋さんで済ませるというパターンもあります。単品だと200円から400円ぐらいで済みます。
でもそのような生活を続けていると体や精神的に疲れてしまうと思います。現に私も、始めのうちはそうしていましたが、2ヶ月ほどして仕事ですぐに疲れやすくなってしまいました。対策はサラダを付けるなどセットメニューを注文することになりますが、セットメニューだと500円を軽く超えてしまいます。
一方、自炊の場合だと、食材やお米を自分で買ったり調理したりする必要があり、面倒だと思いますが、一人ぐらいの場合は、お米や野菜は何日分にもなるなど、1回あたりに使う量が少ないので、月当たりの食費が5万円を超すようなことは、まず考えにくいでしょう。
自炊するうえで最も安く食材を買うコツはお米など保存の効くものを中心にできるだけ大きいサイズを購入する事です。
例えばお米の場合だと同じ銘柄で5kgの場合は1700円ぐらいしましたが、10kgだと3000円でした。基本食材は大きいほどお得になっている場合が多いです。
本来は野菜などの生鮮食品も同じようなパターンで買いたいところですが、日持ちがあまり良くありません。
ジャガイモや大根などを新聞紙に包んで保存したり、キャベツなどは葉っぱ自体にくるんで保存したりする方法がありますが、いずれも冷蔵庫に入れておく必要があり、1人暮らしだとそんなにスペースの広いものをもっていないという方も多いのではないでしょうか。しかも、仕事が忙しく、なかなか家に帰れない場合は結構面倒なものです。
週末に纏めて作り置きしよう
そこで、次に紹介したい方法が、纏めて調理してしまう方法です。例えば、肉じゃがを作る際に1回分を作るのではなく、纏めて3回分を作ってしまいます。残り2回分はジップロックなどの保存容器に入れて冷蔵庫に入れておきます。
こうすることにより、大きいサイズで買った食材をその日のうちに調理さえしておけば、冷蔵庫に入れる必要もありませんので、スペースの問題は解決できます。
その上、帰宅した際に保存していたものを電子レンジなどで温めておけば疲れて帰ってきても、すぐに食べることができて、精神的にも楽になります。
ただ、毎回同じ料理では飽きてしまうので、その場合は、きんぴらごぼうなど、別の料理を作っておいたり、七味唐辛子や胡椒などのスパイスを買っておいて、その日に応じて使い分けたりした方が良いでしょう。
私の場合はスパイスを4種類ほど使い回しており、一回に使う量が少なく、1年ぐらいはもちましたので、長期的に見るとそれほど負担にはなりませんでした。
纏めて作業をして保存をしておくというスタイルを覚えておけば、めんどくさがりの私でも外食に頼らずに自炊で乗り切ることができましたので、食費を削ることは十分可能です。