同じ処方箋なのに薬局の薬代を節約できる
病院やクリニックに行ってお薬の処方箋を渡されたとき、その後、調剤薬局に行ってお薬をもらうと思いますが、このお薬をもらうという行動の仕方で私たちが支払うお薬代が変わってきます。
お薬の値段って薬価で決められていて、同じなんじゃないのと思うかもしれませんがいろいろとからくりがあります。
薬局に行ったことがある方なら、今ではお薬をもらうときに明細書をくれるはずです。その明細書には、かかった内訳が詳細に記されています。
私たちが調剤薬局で請求された金額をみると、保険薬であるなれば自己負担割合が決められています。ここは動かしようがありませんが、よくみると「調剤技術料」、「薬学管理料」、「薬剤料」と記載があります。
実際の純粋なお薬代ということになると「薬剤料」になります。薬局でよく「ジェネリック医薬品にしますか?」と聞かれることがあります。ジェネリック医薬品にすると先発品を使ったときよりも薬剤料を大幅に節約することができます。薬にもよりますが5~6割抑えられるということもよくあります。
次に調剤技術料ですが、調剤技術料は、調剤基本料と調剤料から成り立っています。これは薬代の他に薬局に払うサービス料金のようなものです。調剤料は薬の剤形や薬の種類の数によって決まってきますが、調剤基本料は、大病院の前で特定の病院からの処方箋が集中する薬局等では低く設定されていることが多く、そういった薬局に処方箋を持っていくと、1回あたり48円お得になります。
ちなみに、花粉症等で症状がある程度分かっているものであれば、なるべく28日分などなるべく長期間の処方箋をもらえるように病院やクリニックで話してみるのも良いでしょう。
なぜならば、医療機関にかかる回数が増えると、再診料を取られたり、また調剤料のサービス料を取られてしまうからです。
さらに薬剤料は長期間の処方箋のほうが1日あたりの価格が低くなります。薬代の節約という観点から考えると、症状が安定しているようなものの場合は、なるべく長期間の処方箋をもらい、ジェネリック医薬品を調剤してくれる大病院前の薬局(調剤基本料は普通は41点となっていますが、ここが25点となっている薬局)を選ぶとよいでしょう。