札幌 安全相互自動車学校の合宿体験談
自動二輪免許を取得した際の体験談です。
私が取得したのは札幌市手稲区の安全相互自動車学校というところで、短期間の合宿制で取得ができるとのことだったのでこちらを選びました。
当時17歳の私は車の免許は持っていなく、バイクに乗りたくて、バイカーがかっこよくて憧れだったため自動二輪免許の取得を決めました。
1.入校の日、近隣の駅まで電車で行くと自動車学校のバスが迎えにきてくれていて、優しそうな担当者の方は自動車学校の教官でもありました。
そのまま自動車学校で入校手続きを完了し、これから2周間を過ごす宿舎まで案内されました。先客として1周間先に入居していた若い男性の方がいらっしゃいました。宿舎は4LDKくらいの普通の一軒家で、バス・トイレ・キッチンは共用でその他の各部屋を与えられるような感じで、これから他にもたくさん入ってくるのかなぁと期待と不安が入り交じる感覚を覚えています。初めての合宿体験の緊張とワクワクで、その日は早めに就寝しました。
2.次の日から早速講義が始まりました。車の免許を持っていなかったため、道路交通法から勉強をしていかなければならず、合宿期間2周間のうちのほとんどは講義がぎっしりでした。ただ、合宿制の利点としてはとにかく時間が有り余っていますので講義の合間にバイクの教習を1日の制限時間分ギリギリまで入れ、教習は大興奮の毎日でした。
私の通っていた安全相互自動車学校は、教習車にハーレーを採用しているところでしたので私自身は普通自動二輪の取得で教習を受けていたので乗ることはできませんでしたが、目の前で憧れのバイクが走り去る姿を見れて大満足でした。
3.実技教習には各段階で小テストがありました。例えば倒車起こしをスタートに一本橋や坂道発進など各ステップを1つずつこなしていき、一つのステップをクリアできたらその次・・・と、各ステップをクリアしていって中間に大きなヤマとして一連のステップの集大成のテストを受けるような感じでした。
私が通った安全相互自動車学校は認定校だったので、学科試験は最寄りの自動車免許試験場、実技試験は学校で受けるスタイルでした。
教官の方々は厳しくも熱い方々ばかりで、免許を取得した私達が事故を起こすことがないよう、日々真剣にご指導いただきました。バイクにまたがり教習を受ける日々、非常に充実した日々でした。
宿舎では自炊をして同じ合宿仲間と仲良くなったり、同じ教習生同士で励まし合ったり、そして最後にはなんとか教習の実技試験にも合格することができ、あとは学科試験を残すのみでした。
4.その後も順調に学科講義を受け続け、最終試験の日がやってきました。残すは学科試験に受かれば晴れて免許取得です。しかしこの学科試験は自動車免許試験場で他の自動車学校の人たちや一発試験の受験者達と一緒に受けるので、その緊張感で当日力を発揮できずに落ちてしまう先輩たちもたくさんいたとのことを教官から教えていただいていたので、そうならないよう平常心を保つよう心がけました。
実際に受けた試験は講義をちゃんと受けていれば難なく答えられるものばかりでしたが、たまに引っ掛け問題のようなものもあり、高得点が要求される学科試験では致命傷となりかねないため必死に間違えないよう記入していきました。
5.結果は・・・見事1発で合格。
一気に緊張から開放され、一緒に受けた合宿生達と喜びを分かち合いました。それまでの合宿期間の辛かったことや楽しかったことなど、一気に思い出されました。それから手続きを進め、自分の名前が入った運転免許証というものをもらった時は本当にうれしく、自動車学校の教官には感謝の気持ちでいっぱいでした。
それから2周間過ごした合宿所を引き払い、教官に挨拶をして帰りました。たった2周間でしたが、非常にいい経験ができました。以上が私の経験談です。