閉店間際!時間を見極めスーパー値引きシールを狙え
私が「食費」を節約するために、よく利用するスーパーで「オークワ」というお店があります。車で自宅から20分程度の場所に数年前オープンしたチェーンスーパーです。
このスーパーは和歌山県に本社があるようで、一部上場企業でもあるスーパーです。私がよく行くそのお店は正式名が「スーパーセンターオオクワ美濃インター店」となっております。文字通り高速道路東海環状自動車道の美濃インターチェンジを下りて真正面に立地しています。
実はこのお店のすぐ隣には地域に根ざしした食品スーパーがございます。こちらのスーパーは「野菜」関係が特にお安く、地元のお客さんにも親しまれたスーパーでしたので、このオークワが出来た頃は「お客さんの取り合い」ということになり、いずれはどちらかの店舗が「潰れる」のではと思っておりました。
しかし、こちらのオークワは「和歌山県産」という利点を生かし、「海の幸」を和歌山から各店舗へ高速道路のよって流通させているので新鮮でお得な「海産物」を提供するということで他店(隣のスーパー)と差別化を図ることが出来ました。ちなみに隣のスーパーは閉店時間が午後8時に対し、オークワは午後11時まで営業しております。
隣のスーパーは閉店間際になっても殆ど「値引き」をしません。(「値引き」とは「表示価格より20%引き」などのシールが貼られることです。)
全体的にこのお店は価格が抑えられているのでこのような値引きはしないのだと思われます。一方こちらのオークワ。営業時間が11時までとは田舎(美濃市には失礼かも)にしては遅くまで営業しています。チェーン店らしい設定時間であると考えます。
このお店の売りである「海産物」関係、具体的には「刺身」「寿司」などですが、やはり「売れ残り」は出てきます。上手く売り切れている場合もあります。
私は以前、出先の用事での帰りにこのオークワへ寄りました。時間が夜10前後だったので周りに営業しているお店がなく、したがってこのお店にしか寄ることが出来なかったのが正直なところでした。その日はマグロやハマチの「刺身」握りずしや鉄火巻きなどの「海産物」を使った品物が売れ残っていました。
パックを見ると「表示価格より30%引き」「半額(50%引き)」というシールが貼ってあるではないですか。人はまばらです。それを目当てのお客様らしき人もちらほらいました。そしてしばらく様子を見ていると、店員らしき人(年輩の男性二人)が商品の陳列コーナーへ向かい何やらパックを取り上げては作業をしているので遠巻きに近づきよく見れば、何と「70%引き」のシール。例えば税別1000円の刺身が300円、しかもこちらは税込みで300円なので実際は70%以上の値引きということになります。
今までに「70%引き」というシールを見た事がなかったのでテンションは上がりまくりです。まるで宝物を探しているような気分です。
恐らく常連さんだと思いますが、その人はその店員さんを見つけると呼び込んで手に入れたい商品にそのシールを貼るように催促をしているのも見たことがありますが、そこまで「ずうずうしい」ことはまだ私にはできません。しかし、この「お得感」を一旦味わうと、もうこのお店では「半額」若しくは「70%引き」の品物にしか目がいかない気持ちはよく分かります。
ただ、レジを通るときに「こいつケチだなぁ」という目線(実際にはそう思っていなくてもそう感じてしまいます)が少々痛いです。でも喉元過ぎれば何とやらの如く「レジを過ぎれば何とやら」の精神で行けば堪えられます。
そうして私はそれからというもの、用事に出掛ける時は時間を調節してこのオークワを通る時間を9時半から10時になるようにして毎回「○○引き」を見つけ出しては買います。全く無くて「売り切れ」ている場合は何も買わず買い物カゴを戻して帰ります。
店に入るときは「おみくじ」を買う気分と同じです。「あれば大吉」「なければ凶」です。品物に賞味期限が殆どない、という事は合点承知のうえです。すぐに食べなければ「冷凍」すればいいだけのこと。「楽しみながら」節約。
人に教えたいのですが、売り切れになってしまうと元も子もないので妻以外には誰にも話していません。ただ、少々買いすぎてしまう時もあって、かえって「節約」できない場合もあります。