ダイエットにもなる節約スープレシピ!基本のスープに足していくだけ

  • かりん

コンソメスープと野菜

「自炊は安く済む」なんて言うけれど、節約のコツを心得ていないと意外と高くついてしまいます。

料理が苦手、メニューを考えるのが面倒臭い、毎日作る時間が無い、でも外食だとお金もかかるしカロリー高くて太っちゃう…。

そんな悩みをお持ちの人に是非オススメしたい、節約が出来てダイエットにもなる基本のスープレシピ!

基本のスープにトマト缶やルゥを入れてアレンジすれば飽きずに毎日食べられます。

具材や出汁(だし)次第で、和風にも中華風にも。

一度にたくさん作るのが節約のコツ!

栄養たっぷりで体も温まるスープで健康的にダイエットしてみませんか♪是非お試しください。

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用意する道具

まず必要な道具を説明します。

  • まな板&包丁
  • 大きめのお鍋
  • 菜箸、キッチンターナー(フライ返し)※具材を炒めて混ぜられればOK

道具はこれだけあれば大丈夫です。

必要な調味料

調味料(味付け)はお好みになりますが、最低限必要なものと、あると幅が広がるものをご紹介します。

  • 胡椒
  • 安い日本酒
  • コンソメ、鶏がらスープの素、中華スープの素、和風出汁の素 ※基本となる出汁
  • オリーブオイル、胡麻油、サラダ油、グレープシードオイル ※基本となる油

ここまでが最低限必要な調味料。

料理に使う「酒」は、紙パックなどで売られている安い日本酒が良いでしょう。

「料理酒」ではなく日本酒をオススメします。

出汁と油の上手な組み合わせとしては、洋風ならコンソメ×オリーブオイル。
中華風なら中華スープの素×胡麻油。
和風の場合はサラダ油か、コレステロールを気にするならグレープシードオイルもオススメです。

ここからは、あると味付けの幅が広がる調味料。お好みで色々入れてみましょう。

  • 砂糖
  • ハーブソルト(乾燥ハーブや塩などが混ざった万能調味料)
  • 醤油
  • めんつゆ
  • オイスターソース
  • ケチャップ
  • バター
  • 味噌

これだけあればスープ以外の料理でも色々出来ちゃいますね。

スープの具材となるもの

スープなので何を入れても良いのですが、肉、野菜(香りの良いもの、長期保存が出来るもの)に分けて説明します。

  • 鶏肉(もも肉、手羽元がオススメ)
  • 豚肉(薄切りのバラ肉がオススメ)
  • ベーコンやウィンナーなどの加工肉

お肉もお好みですが、硬くなりにくくてほど良い脂のある鶏もも肉、豚バラ肉がオススメです。

鶏むね肉や豚ロース肉は煮込みに向いていなくて、硬くなってしまいます。

そして、あまり脂を取り除いてしまうとスープにコクがなくなってしまうので、仕上がりがイマイチな感じになりがちです。

鶏肉と豚肉をミックスしてもるのも良いですね。

ベーコンなどの加工肉は出汁が出るので、入れるとコクと旨みが増します。

ベーコンを入れる場合は最初に炒めて脂を出してから煮込むといいでしょう。

あらびきウィンナーをプリプリの状態で食べたい場合は、最初から煮込まずに仕上げに入れて2~3分間温める程度にして食べましょう。最初から煮込むと中の脂や旨みが全部スープに出てしまい、ウィンナー自体の味は落ちてしまうので注意です。

お肉も加工肉も冷凍保存出来るので、小分けにしてラップで包んで冷凍庫で保存しておくと良いです。

解凍は常温か、電子レンジで。加工肉は凍ったまま炒めたり煮込んだり調理してもOKですが、油ハネに注意してください。

野菜の基本は以下の通り。

  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • 白菜
  • 人参
  • セロリ
  • キノコ類
  • じゃがいも
  • ブロッコリー
  • トマト
  • パプリカ
  • 根菜
  • 長ネギ
  • ニンニク、生姜

この中から適当に数種類入れれば立派なスープになりますよ。

洋風にオススメな香りの良い野菜は、玉ねぎ・人参・セロリ・パプリカなどです。

セロリは煮込むとセロリ特有のや筋っぽさは気にならなくなります。爽やかな香りがスープに残って美味しいですよ。

カロリーを気にしてお肉を控えたい人は、じゃがいもやレンコンなどの根菜を多く入れると満腹感が得られます。

じゃがいもは煮崩れしやすいので、煮崩れしにくい「メークイン」を使うか、別に茹でてあとから入れると良いでしょう。

たんぱく質豊富なお豆を入れるのもオススメです。茹でた大豆のレトルトパックや缶詰がスーパーなどで売られているのでチェックしてみてくださいね。

長期保存に向いている野菜は、玉ねぎ・じゃがいもは常温でOK。

人参は頭の部分を切り落として、キャベツは芯に深く切り込みを入れるか、割り箸を差し込んで袋に入れて冷蔵保存すれば2週間くらいは持ちます。

他の野菜はなるべく早く食べた方が良いでしょう。

中でもあまり長持ちしないのは、キノコ類です。一口サイズに切って冷凍保存もできますが、すっかり忘れ去られて冷凍庫の奥でカピカピに…ということになりがちなので注意してあげてください。

基本のスープレシピ(洋風スープ)

それでは、いよいよ基本のスープの作り方です。

今回は1番アレンジがしやすい<洋風のコンソメスープ>のレシピになります。

基本の材料

  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • 人参
  • しめじ
  • ブロッコリー
  • 鶏もも肉
  • 胡椒
  • 日本酒
  • コンソメ
  • オリーブオイル

基本の作り方

  1. 野菜と鶏もも肉を適当に切る
  2. 大きなお鍋にオリーブオイルを適量入れ、鶏もも肉を炒める
  3. 玉ねぎ、人参も追加し、軽く炒める
  4. 日本酒を適量(おたま1~2杯分)入れる
  5. 具が浸るくらいまで水を入れる
  6. 残りの野菜も入れる
  7. コンソメ、塩、胡椒を適量入れる ※煮込んでから味を調えるので、この時点では薄味でOK
  8. 10分ほど煮込む ※アクが出たらすくい取る
  9. 仕上げに塩で味を整える

はい、これで完成です!

もし「何か物足りないな」と思ったときは、砂糖、オリーブオイルまたはバター、醤油などを入れてみるとコクが出て美味しくなります。

胡椒は辛味が強いので、お皿に盛り付けて食べる時に少し振りかけるだけでも良いかと思います。

セロリやパプリカなどの香りの良い野菜を省きましたが、それに限らず余った野菜があればどんどん入れちゃいましょう。

ハーブソルトを少し入れるだけでも香りが良くなって美味しくなります。

炒める工程を飛ばして煮込んでしまっても美味しくなるので、忙しい人はとにかく煮込んでしまいましょう!

アレンジその1:トマト缶を入れる。

コンソメスープにトマト缶。美味しいに決まってますよね!

トマト缶には「ホール」と「カット」がありますが、細かく刻んである「カット」が簡単なのでオススメです。

トマト缶を入れて少し煮込んで味を調えれば出来上がり。

仕上げに追いオリーブオイル、イタリアンパセリや乾燥パセリ、粉チーズを振り掛けると一層お洒落な味に変化します。

アレンジその2:牛乳/豆乳/クリームシチューの素を入れる。

コンソメスープをクリーム(ミルク)スープ/豆乳スープ/シチューに変えちゃいましょう。優しい味にホッとします。

茹でたほうれん草や冷凍コーン、バターを入れるのもオススメ。少し濃い目に煮詰めれば、パスタソースにも出来ちゃいます。少量のご飯を入れてリゾットにもなりますね。

『アレンジその1』の、トマト缶を入れてトマトスープにした後でもOKです。

トマトクリーム風になるのでサッパリと食べられますよ。※豆乳を入れる場合は、豆乳が分離しやすくなるので沸騰させないように注意してくださいね。

調整豆乳の方が甘みがあって合いますが、独特の甘みが苦手というかたは無調整豆乳でも美味しく出来上がります。

アレンジその3:カレー粉/カレールゥを入れる。

カレー粉を入れてカレー味のスープにしても良し、カレールゥを入れてご飯やうどんにかけて食べても良し。

じゃがいもを追加してボリュームアップさせるのもオススメ。

ちょっとカロリーが気になりますが、とろけるチーズも良く合います。

『アレンジその1』の、トマト缶を入れてトマトスープにした後でもOKです。

カレーアレンジにすると、トマトカレーになってアッサリと食べられます。

カレールゥを使う場合、ルゥ自体に塩分が多く入っているのでしょっぱくならないように味見をしながら注意してください。

中華風スープ

具材と味付けを少し変えて中華風スープにしてみましょう。

材料

  • 玉ねぎ
  • 白菜
  • 人参
  • 椎茸
  • ニンニク
  • 生姜
  • 長ネギ
  • 胡椒
  • 日本酒
  • 鶏がらor中華スープの素
  • 胡麻油

作り方

  1. 野菜を適当に切る
  2. 大きなお鍋に胡麻油を適量入れ、ニンニクと生姜を軽く炒める
  3. 玉ねぎ、長ネギ、人参も追加し、軽く炒める
  4. 日本酒を適量(おたま1~2杯分)入れる
  5. 具が浸るくらいまで水を入れる
  6. 残りの野菜も入れる
  7. 中華スープの素、塩、胡椒を適量入れる ※煮込んでから味を調えるので、この時点では薄味でOK
  8. 10分ほど煮込む ※アクが出たらすくい取る
  9. 仕上げに塩で味を整える

これで完成です!

もし「何か物足りないな」と思ったときは、砂糖、醤油、オイスターソース、めんつゆなどを入れてみるとコクが出て美味しくなります。

ニンニクと生姜はチューブでもOKです。

中華風スープのアレンジ

スープを温め、水溶き片栗粉を適量入れて少しだけとろみを付け、溶き卵をゆっくり流し入れると中華風のふんわり玉子スープになります。

小さいネギを刻んで彩りアップ、白胡麻やラー油、お酢も合います。

和風スープ

今度は和風のスープに挑戦してみましょう。

材料

  • 玉ねぎ
  • 人参
  • しめじ
  • ごぼう
  • レンコン
  • 生姜
  • 長ネギ
  • 豚バラ肉
  • 塩 。醤油
  • 日本酒
  • 和風だしの素
  • サラダ油

作り方

  1. 野菜を適当に切る
  2. 大きなお鍋にサラダ油を適量入れ、豚バラ肉と生姜を軽く炒める
  3. 残りの野菜も全て入れ、軽く炒める
  4. 日本酒を適量(おたま1~2杯分)入れる
  5. 具が浸るくらいまで水を入れる
  6. 和風だしの素、塩、醤油を適量入れる ※煮込んでから味を調えるので、この時点では薄味でOK
  7. 10分ほど煮込む ※アクが出たらすくい取る
  8. 仕上げに塩・醤油で味を整える

これで完成です!

もし「何か物足りないな」と思ったときは、砂糖、醤油、めんつゆなどを入れてみるとコクが出て美味しくなります。

胡麻油を使っても良いです。

和風スープのアレンジ

お味噌を入れて豚汁にしても良し、カレールゥを入れて和風カレーにしても美味しいです。豚汁にする場合は、お豆腐などを加えても良いですね。

和風カレーにする場合は、ルゥを入れて味を調えた後、水溶き片栗粉を適量入れてしっかりととろみを付けるとご飯にもうどんにも合う「お蕎麦屋さんのカレー」になります。

塩分が濃くなりすぎないように味見をしながら注意してくださいね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

アレンジ次第で1週間だって楽しめちゃう基本のスープ。

とにかくお肉や野菜を煮込んでお好みの味を付ければOKということです♪面倒な手間は省いちゃいましょう!

基本の調味料と基本の作り方が分かっていれば、色々な料理にも応用出来ますので、参考になれば幸いです。