服を長持ちさせる秘訣!太陽焼けは簡単に避けられる

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自由に使えるお金の中で大きい額を占めるのは、やっぱり衣服代。仕事をしてもらうことのできるお給料が少なめだった私は、いかにして服にかける金額を抑えるのか考えるのに必死でした。そこで私が着目したのは、買った洋服をなるべく長持ちさせることだったのです。

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安い服でも長持ちさせたい

私の住んでいる所は岩手県の田舎。ファッション誌に載っているような数万円もする服が売っているところを目にすることはまずありません。若い人向けの服を販売しているお店は大体がHoneysかしまむら。値段が安いのはいいことです。

しかし、やはり耐久性に問題があり、早いと1年でだめになってしまうことも多々ありました。とはいえ、扱い次第で長持ちさせることは可能です。

私がまず注目したのは、太陽の光による退色でした。太陽光に当たると物であれ布地であれ、徐々に色あせていきますよね?実際に私が部屋着としてきているTシャツなどはすっかり色あせてしまって、表では着ることができない状態になったものばかりです。

しかしながら気になるのは色あせの部分だけ。服としては袖がほつれたり穴が空いているわけではありません。もし色あせさえしていなければ、まだまだお洒落着として外出時に着用できていたのです。

太陽光による退色を防ぐ

服としての機能は十分なのに外で着ることができなくなるという事態を防ぐために、大切なのは太陽光に当てないこと。とはいえ、洗濯をして外に干せば必ず太陽の光は当たるものです。光を当てないようにと部屋干しばかりしていては、乾きにくい上に嫌な匂いまでついてします。また、干す際に利用するのは太陽の光がさんさんと降り注ぐ物干しスペース。陰干しできる場所なんてほとんどありません。太陽の光を当てず、なおかつしっかり乾かすにはどうしたらよいか。 そこで思いついたのは、洋服を全部裏返して干すことでした。

最初から裏返して脱げば面倒ではない

服を裏返して干せば太陽の光が当たるのは服の裏側なため、表の記事が色あせることはありません。また、裏側なんて誰も見ない部分。どんなに色が変わったとしても、誰にも気付かれることはないのです。

この方法で問題をあげるとすればただひとつ。それは、濡れた衣服を裏返すことはかなり面倒な作業であること。多くの家庭がそうだと思いますが、私の家でも洗濯を行うのは朝起きてすぐの時間。朝食作りや仕事へ行く準備などでばたばたしている時に、いちいち洋服を裏返すのはかなり骨が折れます。

実際に寝坊した時などは、裏返すのが面倒に感じてそのまま外に出してしまうこともありました。しかしそれではまた元どおり。まだ外で着られるはずの衣服が色あせてしまいます。

そこで思いついたのが、前日服を脱ぐ時に裏返しに脱いでしまうこと。最初から裏返しにして服を脱げば、後から裏返す必要はありません。脱ぐついでに裏返しているだけなので、面倒という気持ちすら起こらなくなくなったのです。この方法で私は朝の手間を増やすことなく、服を裏返しにして外に干すことができるようになりました。

干し方を変えて数ヶ月経ちますが、やはり私の服は全く色あせておりません。去年までは安いのはTシャツなど数ヶ月着ていると色が薄くなり始め、生地も毛羽立ってきていたものですが、今年は全くの無傷。しまいには母や父まで真似をし始め、家族の半数が服を裏返して干すようになりました。干し方をひとつ変えるだけで、こんなにも服が長持ちするようになるなんて。衣服を買う頻度も以前よりは少なくなり、節約法としては大満足の結果でした。

節約を目的とすると、衣服をいかに安く手に入れるかばかりに目が行きがちですが、一番の節約法は1着の服を大切に着ることだと私は考えています。服を買うならば着回せるデザインを購入し、それを1年でも2年でも使う。

安いものを買ってダメになった服と入れ替えるより、ずっと財布にも環境にも優しい方法です。これからも裏返して干すことは継続し、服を大事に扱っていこうと思っています。