有元葉子お薦めの無水鍋でガス代節約
※画像の鍋は実物のものではありません。
有元葉子さんも使用されているという無水鍋でガス代を節約しています。安い買い物ではないのでなかなか購入に踏み切れず、迷っていましたが一生物だと思って、思い切って購入しました。
使ってみると蓄熱・保温性に本当に優れていて驚きました。蒸し野菜も少しの水を沸騰させるだけで短時間でおいしくできます(普通の鍋で蒸す感覚で時間を把握していると蒸し過ぎてしまうので注意)。
果物でジャムやコンポートを作る時もぐつぐつと煮詰める必要がなく、火が通ったら後は蓋をして保温しておくだけで出来上がります。
じっくり長時間火を通して作るというイメージの焼き芋。こちらも無水鍋なら20~30分あればおいしくできてしまい、この秋は安納芋を段ボール箱で取り寄せたのでお腹いっぱいおいしい焼き芋を堪能できました。
パン作りにも大活躍です。私はオーブンを持っていないのでもっぱらガスでパンを焼きます。温度を保って一次発酵させるのに今まではガスをとろ火にして、お湯を張った鍋で発酵させていました。これだとガス代ももったいないし、キッチンを離れることができません。なかなか上手に発酵させることも難しいです。
が、無水鍋を購入してから1次発酵が無水鍋で出来るようになりました。無水鍋に熱湯を張り、蒸し皿の上にボウルに入れたパン生地を入れて蓋をしておけば面白いように発酵してくれます。そのまま無水鍋で焼くことができるので洗い物も少ないし一石二鳥です。
私が使ってみて、無水鍋の公式ホームページのレシピより実際はもう少し短い時間で調理できていると思います。最近はお菓子作りにも活用できるようになりました。
マフィンなどカップに入れて焼くものは工夫次第で2段にして焼くことができるので、1回で普通にオーブンで焼くくらいの量を焼くことができます。1段だけだと6個ぶんくらいですが、せっかくなら1回でたっぷり作れた方がガス代の節約にも良いので何とかならないか考えました。
下の段は普通に直接無水鍋に置いて、マフィンのカップより背の高い耐熱容器で蒸し皿を支え、上の段として使います。焼成時間の半分くらいで一度上の段と下の段のカップを入れ替えます。そうするとムラなく2段分とも焼きあがります。先に予熱してから焼成に入るのでオーブンと遜色なく焼くことができます。
なかなか他のお鍋でオーブンと同じようにというのは難しいですよね。無水鍋が1つあるとガス代の節約とともにガスだけで作れるレパートリーが増えます。無水鍋の保温性に優れている特性を利用してとろ火で煮込むような料理は、本来ならとろ火にする段階でガスから外します。そのままバスタオルでくるんでおくだけで煮込み系の料理が出来上がります。煮物・カレーなどおいしくできますよ。ガスの消し忘れやうっかり焦がしてしまう心配もありません。
無水鍋の保温・伝熱の特性をうまく利用するとガス代の節約とともに料理もおいしくでき、値段以上の価値十分にあります。料理が終わった後も熱が残っているうちに水を入れると程よい温度のお湯になるのでそのまま洗い物に大活躍です。
給湯器もガスなので、冬のガス代に毎年戦々恐々としていましたが(夏の2倍になる)、使い終わった後の予熱も利用することで最後まで活躍してくれる頼もしい存在です。