引越し費用を安くすることによるデメリット
私の妊娠を期に実家のある九州への移住を決めました。引越し作業で大変だった事は大まかに2つあります。
まず、不用品の処分です。引越し先が実家での同居だった為、ある程度の家具と家電は処分して行くことになりました。冷蔵庫と洗濯機、電子レンジ、炊飯器等は全て購入から10年以上経っていた為買取は当然不可でした。
そのため、まず引き取り業者を探すところから始めなければならず以外に手間取りました。色んな業者に電話をかけ聞き込み、一番料金の安いところにお願いしました。それでも約2万円は支払いました。
次に家具ですが、私が独身時代に買ったものでタンス、チェスト、食器棚、本棚は全て組立式のものでした。これは全て分解した後ノコギリで切り、木のクズとして燃えるゴミで処分する事にしました。作業をする前は、いけるだろうと簡単に考えていましたが、1つ切った時点で後悔しました。腕は痛くなるし面倒くさいし、こんな思いをするならお金をケチらず処分代を払って業者に引き取ってもらえば良かったと思いました。
2つ目の大変だった事は荷造りです。引越しでは当たり前の事ですが、やっぱりダンボールの箱詰めが本当に大変でした。うちの場合、引越し料金をケチったせいで小さめのトラックでの運搬が決まっていたので載せるダンボールの数も指定されていました。そのお陰で、少しでもいらない物は売ったり捨てたりしなければならず、その分別に意外と時間を取られてしまいました。
また、主人は仕事が忙しくほとんど手伝えない状況だったので、一人で進めなければなりませんでした。この時、妊娠7ヶ月でお腹も大きくしかも真夏だったので最悪でした。暑さと戦いながら、分別し処分し箱詰めと、黙々と一人でこなしていました。どんどん処分して荷物を最小限にしても、指定されていた数を超えてしまい宅急便で送ったりもしました。たかだか2・3万ケチったお陰で大変な思いをする事になり、少し後悔しました。