首都圏外から都内に出る時の交通費は休日おでかけパスで節約

駅のベンチに座る女性

交通費が多くかかってしまうのが問題な「中距離の遠征」

私は北関東に住んでいます。舞台観劇が好きで月に一度は都内まででかけるのですが、チケット代以上に何度も通うと負担になってくるのが交通費です。都内まで片道2000円くらいはかかってしまうので、小さめな会場の舞台などでは1回分のチケットと同じになってしまいます。

なるべく同じ日に公演を取りたいのですが、人気であればそうもいかないのでどうしても土日両方通うことになって1万円近い交通費になります。泊まるほど遠くもないし、泊ったほうが高くついてしまうので日帰りをします。

日帰りのおっかけの遠征は何気なくお財布に負担を強いています。私と同じように微妙な距離の人は結構いるのではないでしょうか?

車で行けば駐車場代はかかってしまうし、疲れていると帰りの運転はおっくうになってくるし、高速道路を使えばその分もお金がかかってしまいます。

関東から関西のほうへいくとなれば、最初から泊まりも含めて予算を立てますがそうでない「中距離の遠征」はやはり、どうにか抑えたいものでした。

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JRの「休日おでかけパス」がお得

そんな私が見つけたのがJR東日本の「休日お出かけパス」です。これは、北関東から東京ディズニーリゾートに行く人もオススメです!

「休日おでかけパス」は、一定の区間のJRを1日なんどでも乗り降り可能にする切符です。使用できるエリアは、北関東の埼玉北部や多摩、栃木の足利などから南は首都のほぼ全域と千葉側は成田まで。

そして、反対方向へは小田原までが利用可能です。湘南新宿ラインで行ける場所のほとんど全域と考えてもいいかもしれません。

しかし、毎日使えるわけではありません。「休日おでかけ」と銘打ってある通り通常は土日の週末。そして祝日が利用できます。始発から終電まで使うことができるので、行き帰りの交通費が2670円以上かかる場合にはお得になります。

そして、都内でいろいろな場所を回って遊んだりする場合にもその都度切符代がかかっていたのがこれ1枚でよくなります。

りんかい線、東京モノレールにも乗ることができるのでお台場などに出かけるときなども使えます。

使えないのは東北新幹線で、それ以外の新幹線や特急、グリーン車などは必要な特急券などを買い求めることで乗ることも可能になります。

東京メトロは地下鉄なので別料金となりますが、JRで大概の場所はいけるので時間を惜しまなければある程度傍まで行くことができるでしょう。

その分、いろいろ時間調整などは必要かもしれませんが、お金で時間を買うか、お金を節約してちょっと時間を調整するかという感じでしょうか。

著者の休日おでかけパス体験談

ディズニーランドなどに行くときは、始発に乗って終電で帰ってくるのでほとんど行って帰ってくるだけです。

しかし、近場の駅から「休日お出かけパス」を利用できる駅までを乗ろうと思っている一本前の電車に乗っていくことで、「休日お出かけパス」を買って乗れます。

地元駅と「休日お出かけパス」を使える駅までの往復を足しても、通常の切符を買って往復するよりも700円くらい安くなります。

行きは一度駅からでないと変えないので、切符を買うために降りますが、帰りはそのまま普段降りる駅まで乗って言っても後清算をしてくれるのでそのまま乗り継がずに帰ります。

舞台を見るときは二つの駅を利用することもあります。その時は、終演時間と次の開始時間までがそう開いていないときは時間を計算して余裕がなければ地下鉄などを使ってしまいますが、そうでなければ、JRだけをつかって「休日お出かけパス」を使うことで時間がないときよりも数100円だけど安くすることができます。都内観光をするときはおすすめですよ!