ロンドンの滞在費節約には、Airbnb(エアビー)での民泊がお得

  • かにゃ

ロンドン ビックベン 風景

アジアに比べて、ヨーロッパの物価はとても高いです。

地域によって差はありますが、食費や交通費、アクティビティにかかる費用も全体的に高くなっています。

中でも特に高いと感じたのは、ロンドンの宿泊費です。

観光スポットや地下鉄の駅の近くにホテルを確保するのは至難の業でした。

日本の感覚で予算を設定しても、予算以内ではビジネスホテルどころかホステルにも泊まれないことがあります。

十分な収入がないので、無理して1泊に何万円も払うという選択ができず、日本よりも高いのに低クオリティ、他人と同じ部屋で寝泊りする必要のあるホステルに泣く泣く泊まるという選択をとろうとしていました。

しかし、ホステルで窮屈な思いをしながら滞在するのはどうしてもイヤでした。

そこで、宿泊費の節約とホステルよりもクオリティの高い部屋を確保するために、Airbnbを使いました。

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Airbnbで滞在費を節約

Airbnbは民泊サイトで、お金を払い地元の人の家の部屋の一部を借りるシステムです。ホテルよりも良心的な価格で、広く綺麗な部屋がたくさん登録されています。

他人の家に泊まらせてもらうというのが、ホテルとは違う感覚です。それでもホステルより安く、個室に泊まれるというのというのがとても魅力的でした。

私は1泊6000円前後という予算を設けて、部屋を探しました。

ロンドンにあるAirbnbに登録された物件は、もともとロンドンの物価が高いということもあり、少々高めに設定されています。

しかしホテルに比べればとてもお得です。

1泊6000円前後の部屋の特徴は、中心部から離れた場所にあり、十分な広さはあるけれどとても広々としてはいない、設備やアメニティは最低限、という点がありました。

最低限ものが揃っていて、狭すぎなければ問題なかったので、私は立地を重視しました。

中心部には泊まることができないけれど便利なところに泊まりたかったので、駅から歩いてアクセスできる部屋をいくつかリストアップしました。

ロンドン市内は地下鉄が全域に張り巡らされていて、ナショナルレイルという国鉄からの乗り換えができる駅もあちこちにあるので、鉄道の発着駅が近ければ観光に便利だと考えたからです。

いわゆるゾーン1とよばれる、ロンドンの有名な観光スポットが集まるエリアの部屋は少なく、部屋のレビューが悪いものが多かったのですが、まだ中心部に近いゾーン2には駅から近い部屋がたくさんありました。

加えて、ビクトリア駅やキングスクロス駅など、私が旅行中に利用する予定がある駅まで乗り換えることなくアクセスできる駅をピックアップしました。

そこまでピックアップできた後は、宿泊した人からの評価がよいかどうか、部屋の雰囲気が自分の好みかという点を重視して絞り込みました。

また私が女性ということもあり、部屋を提供する人(ホスト)は女性かどうかという点も大切にしました。

そして、駅から徒歩8分のところにあり、治安もホストの雰囲気がよさそうな部屋を見つけることができました。

実際にロンドンで民泊した感想

実際に利用してみると、外国のホテルよりも何倍も居心地がよいのに、2泊で12000円でした。

ロンドンの宿泊費にしては破格だと思います。

駅から徒歩8分のところにあり、ビクトリア駅までは電車で約20分でアクセスできたので、とても便利でした。観光が充実しました。

また、部屋を提供してくれたホストはとてもフレンドリーで、素敵な人でした。

困っていることがあれば親身になって対応してくれ、アドバイスも的確でした。

このフレンドリーさが、ホテルよりも私にはあっていたと思います。

中心部の低価格なホステルのベッドよりも清潔で大きく、とてもふかふかでしっかり休むことができました。

部屋もホテルのシングルルームより広く、清潔でリラックスできました。費用の節約のために使ったAirbnbでしたが、結果的にホテル以上の満足感がありました。