映画 ドクター・ストレンジの見所・キャスト・あらすじと鑑賞した感想【ネタバレ注意】
上から目線の天才外科医が登場するマーベルシリーズ最新作『ドクター・ストレンジ』が1月27日より公開となりました。
主演は人気のベネディクト・カンバーバッチということもあり注目されていますね。
先に公開された海外では反応もよく、評価も高いこの作品。さっそく期待を胸に映画館へ行ってきましたので、あらすじや見どころなんかを紹介していきます(ネタバレ注意)。
作品名:ドクター・ストレンジ
URL:http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html
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1.あらすじ※ネタバレ注意
天才外科医スティーブン・ストレンジ。スタイリッシュな佇まいに、あふれる知性と深い教養。パーフェクトな彼の唯一の欠点はその傲慢な性格だけ。しかし、不慮の事故で両手の機能を失い、彼は築いてきたキャリアの全てをなくしてしまう。
外科医として復帰するため、失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索しながらやがて人生の転機へ…。
魔術の力へとたどりついたストレンジは、強大な敵との戦いに巻き込まれていくが、医師として相手を傷つけることに苦悩する。
そこでストレンジが選んだ答えは…!?
2.キャスト()は日本語吹き替え版の声優です
【スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ】
ベネディクト・カンバーバッチ(三上哲)
【モルド】
キウェテル・イジョフォー(小野大輔)
【クリスティーン・パーマー】
レイチェル・マクアダムス(松下奈緒)
【ウォン】
ベネディクト・ウォン(田中美央)
【カエシリウス】
マッツ・ミケルセン(井上和彦)
【エンシェント・ワン】
ティルダ・スウィントン(樋口可南子)
他
3.見どころ
日本よりも一足早く11月に公開されたアメリカでは初登場1位を獲得!
そんなドクターストレンジの見どころをいくつかまとめてみました。
3-1.主役の演技
主役の天才外科医ドクター・ストレンジを演じるのは、海外ドラマ「シャーロック」で人気を博したイギリス人俳優”ベネディクト・カンバーバッチ”。
身体をはったアクションとコミカルな演技で見事なアメリカンヒーロを演じていました。はっきり言ってハマり役です。
3-2.映像の美しさ
ドクターストレンジの世界は、時間と空間を操る魔術の力で現実世界の街はねじ曲がり、高層ビルが折りたたまれたり開いたり、ありえない空間を作っていきます。
ぐちゃぐちゃで斬新なその未知の映像がとても美しいです。これは必見!!
3-3.エンドロール後に…
映画が終わったからといってすぐに席を立つのはちょっと待った!
エンドロールを最後まで見ると何やら少しだけお楽しみが…
ぜひ、劇場が明るくなるまで待ちましょう。
3-4.ロケ地
ニューヨークとロンドン、香港などが舞台になっています。また、ネパールのカトマンズでも映画撮影の目撃情報がツイッターにあがっています。
ニューヨークのコミック専門書店では、ドクター・ストレンジの扮装をしたままのベネディクト・カンバーバッチが突然店を訪れ、店内にいた客たちが大変驚いたそうです。
4.感想
指折り数えて待った公開日。感想は一言で言うと「おもしろい」です。
まずオープニングのマーベルロゴに大興奮!
とにかく映像の完成度が高すぎて、ぐねぐねぐちゃぐちゃと圧倒的な映像美。
まるで万華鏡の中にいるようでした。(少し酔ってしまいましたが…)
そういう時空が歪んで空間を操るところは「インセプション」のようでもあるし、もし主役をキアヌ・リーブスが演じてたら完全に「マトリックス」みたいだなーなんて思いつつ…
とにかく映像技術は圧巻です。
出てくるキャラクターもそれぞれ魅力的でした。ベネティクド・カンバーバッチはそれほど好きな俳優ではなかったのですが、天才だけど変人っていうこの傲慢で自信家で鼻につく感じを演じさせたらピカイチ!ヒーローですから当たり前ですが、自分のためじゃなく、人のために行動するようになって一安心。
レイチェル・マクアダムスはどうしてこんなにかわいらしいんでしょうか!
ティルダ・スウィントンは本当に魔術を使えるんじゃないかってくらい美魔女でかっこいいし、個人的にはマッツ・ミケルセン!
悪役似合いすぎるんだけど、なぜだか今一つ憎めない悪役、最高でした!!!
でも殊勲賞はマントくん。ドクターストレンジと意志をもつ浮遊マントの絡みがかわいくて、浮遊マント最強!?かもしれません。
全体的にテンポもいいし、アクションはそんなに派手ではありませんが、映像と合わせると迫力満点。笑える部分も多くて、かなり見ごたえがあります。
エンシェント・ワンに、物質的な思考では想像できない、超自然的な世界を見せられるシーンのCGなんて本当に感動的に美しかったです。
ただ、映像がすごかった分、ストーリーになんか拍子抜け。
ドクター・ストレンジが修行を許されるのもあっさり、魔術の力を習得するのもあっさり、あんなに大々的に魔術の力を使ってるのに、負った傷は病院で手術っていう謎の人間くささ、カエシリウスがよくわからないまま敵になって、そしてよくわからないままのあの退場(この展開はマッツの無駄遣い…)などなど、なんとなく色々スカッとしない感じでした。
セリフだけじゃなくて、そこにまつわる描写をもうちょっと詳しく描いてほしかったシーンも多かったです。
でも、なにはともあれ素晴らしきマーベル映画!新たなヒーローの誕生です。酔わない方は、可能であればIMAXでみることをぜひおすすめいたします。