スイッチ付テーブルタップで待機電力カット【契約アンペア20Aダウン】
一般家庭での電気節約にはスイッチ付のテーブルタップが効果的。一般家庭で電力を節約するのには結構努力がいるものです。というのも、基本的には生活を支えてくれるものが殆どです。
一番電力を使うと言われているのが冷蔵庫。しかし冷蔵庫を使わないわけにはいきません。最新式の方がはるかに省電力と言ってもそうそう簡単に買い替えるわけにもいきません。せめて季節に応じて温度設定を切り替えるとか、ドアを開ける時間を減らす、といった努力をする程度。他の家電も使う時間を減らすとか、消費量を減らすという努力でしか使用料は減らないので、ある程度節電するとそこからは苦痛を伴ってしまいます。
我が家では妻がせっせと節電に勤しんでいました。もちろんなるべく使用時間を減らす努力はしていましたが、スイッチ付のテーブルタップを積極的に使用していました。特にテレビ廻りとキッチン廻りです。
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どこにテーブルタップを使うのか
ご存知のように、多くの電化製品は待機電力を消費します。特にテレビやオーディオ関係はタイマー付きのものが多く、すぐに見たいと思うことも多いので電源は入れっぱなしの状態になります。我が家ではそんな待機電力を徹底的に減らしていきました。
キッチンは電子レンジ、オーブン、炊飯器などは一つのテーブルタップに電源を集め、使うときにはスイッチを入れる事を細目に行いました。また、テレビ廻りもDVDプレーヤーやオーディオを集中させ、家を出るときにはすべてスイッチを切るようにしました。
実際問題、それらの場所には電化製品が集中しているので、テーブルタップを使って配線しているのが一般的だと思います。そういう部分で一括して待機電力をコントロールします。
全てを一括でオンオフするものもありますが、各コンセントでオンオフ出来るものもあるので、そちらを選びと良いかと思います。
最近の家電のタイマーは充電機能が付いているので半日くらい(実際には数日間)電源を遮断してもタイマー自体は動き続けてくれます。ですからタップのスイッチを入れ直してもほとんど問題なく動き始めてくれます。
最初は面倒だなと思いますが、やり続けているとむしろスイッチを切らないでいたときの残念感が生まれてきます。
これになれてくると、他の電気の使い方にも気を配れるようになります。使っていない場所の電気は極力切っておく(あたりまえですね)のも習慣になってきました。
そうして待機電力を減らしていくと、本当に必要とされるときにスイッチを入れる事になるので他の家電との同時使用が減ってきます。
我が家は電子レンジと炊飯器とドライヤーを同時に使うとブレーカーが落ちるくらいの契約電力でしたが、こまめにオンオフすることでどれらを同時使用することが無くなり、殆ど不便を感じなくなりました。
当時は賃貸マンションに住んでいましたが、当初の契約電力から20Aも下げて契約することが出来ました。
電気の使用量だけでなく、基本料金が大幅に減るので家計にはかなりいい方に響いてきます。エアコンのようなタップを使わないものは、使わない季節にはコンセントを抜いたりブレーカーを落としたりしていました。
少しずつ実感しながら節電
一気にここまでやると最初に疲弊感が出てくるかもしれません。何となく貧乏臭さみたいな感覚に陥ることもあるかも知れません。ですから、出来るところから計画的に進めるのが良いでしょう。
そして切れたダウンライトなどは少しずつLEDのような省電力タイプに変えていくとか。実はそんなことを続けることでメリットもありました。
当時、我が家の子供はまだ小さかったのですが、自然と使わないもののスイッチは切る、もしくは親が入れないと使えないという感覚が身に付き自然と節電に協力するようになりました。親があれこれ言わなくても無駄な電気を使わないようになったのです。たまに消し忘れると逆に指摘されたりするようになりました。
経験上、電気に関しては決定的な節電方法はないと思います。使わない、無駄な電力w使わない、省電力のものを選ぶ、この3つしか方法はないのです。その中で「モノ」の力を借りて出来るのは「スイッチ付もテーブルタップ」。これに限ると思います。