中高年が薦める「シンプル買い物リスト」とは?便利な使い方を紹介

  • ひまわり

シニアがスマホアプリを利用する様子

40代半ばになって、やっとスマホを手に入れました。「スワイプ」という操作の意味はおろか、方法が分からず、かかってきた電話すら取れないという事態をなんとか乗り越え、メールはなんとか打てるようになりましたが、ラインは使用できません。そもそも、同年代の友人のほとんどがラインを使用しておらず、必要性を感じられない状況です。

そんな私ですが、やっと「アプリ」とは何なのか理解できるようになりました。こんな低レベルの私が、素直に「役に立つ」と思えるアプリをご紹介します。

アプリの名前は「シンプル買い物リスト」。その名の通り、本当にシンプルな買い物リストです。

アプリを開くと、4つのタブで分けられたページが表示され、それぞれのタブに見出しをつけることができます。

私の場合見出しは「早め」(急いで購入すべきもの)「通常」(機会があれば購入するもの)「特別」(特別な機会に購入するもの)に分けており、残り一つのタブは覚書の項にしてあります。

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1.私なりのシンプル買い物リストの使用方法

それぞれの項目に自分が買い物すべきものを記載しておきます。

例えば、「早め」の欄であれば、今日の夕食の食材や、なくなりかけている日用雑貨品など。「通常」の欄には、すぐに購入しなくてもいいものを記載しておき、いつもは行かないお店に行ったとき、リストを確認して「他より安いな」と思ったら購入するようにしています。

さらに「特別」の項目には、お土産やプレゼントをいただいた方の名前を記載しておき、旅行先などでよいものを見つければ、お返しやお土産の品を購入します。

覚書には、忘れやすいけど、よく聞かれることや覚えておきたいことなど。例えば、車のナンバーとか、自分自身の電話番号とか、以前、通院している病院で電話番号を教えてくださいと言われ悪戦苦闘した経験があるからです。

娘に話すと、数秒で私自身の番号を表示してくれましたが、同じことをやってみろと言われても私には不可能。あきらめた娘がここに記載しておけばよいとアドバイスしてくれました。

2.便利な機能「音声入力」

リストに項目を追加する方法も簡単です。「追加」という部分をタップして、文字を打ち込めばいいだけ。

しかし、たったそれだけの作業が年配の人間には、苦痛な場合も。老眼で文字がみえず、もともとスマホの操作に慣れていないため、時間がかかります。

やっと打ち込んだと思ったら「ファンデーション」が「ウアンデーシヨン」になっていて、ため息をつくような有様。

けれども、このアプリは、そんなタイプの人にも優しいアプリです。音声入力が可能で、「音声」という部分をタップして、「ファンデーション」と話しかければ、そのとおりに表示して項目に追加してくれます。

「音声」の認識なんて、ちゃんとできるのかと疑心暗鬼でしたが、実際に使用してみると私のつたない入力作業より、何倍も正確で早く快適な使い心地です。

3.シンプルだけど、ありがたい機能

さらに買い物が終わると、「完了」をタップすれば、画面から削除されますので、何を買い忘れているのかが一目瞭然です。

鉛筆マークの部分をタップすれば、「数量」「メモ」の項目が現れ、さらに詳しい情報を追加して記載することもできます。

同じタブ内で順番を入れ替えたり、他のタブへ移動することも可能。

シンプル買い物リストを利用し始めてから、買い物リストのメモを紛失する、買い忘れて何度も出かけるということが、まったく無くなりました。

娘も「お母さんはスマホは使えないけど、このアプリは使いこなしてるよね」などと憎まれ口をたたきますが、まさにその通りだと自分でも感じています。

まとめ

いくら便利で賢いアプリでも、使いこなせなければなんの意味もありません。

年々、家電やお店のシステムが複雑になり、頭を抱えている、年配の方々が多いと思います。そんな方々にぜひ使っていただきたいアプリです。