食費節約をしたいなら特売日に乾物を買うのがおすすめ

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乾物 ひじき煮

消費税や物価が上がっても、収入は増えなくて家計がピンチ!支出をどうにか押さえたいと考えたとき、まず頭に浮かぶのが食費の節約ではないでしょうか。

安い食材を選んで買いますか?スーパーの閉店間際の見切り品を狙いますか?「でも毎日安いモヤシばかりでは栄養が偏るし、閉店間際に見切り品を買っても夕飯の支度に間に合わないし、どうしたらいいの!」と叫びたくなっちゃいますよね。

食費の節約をしたいならば、スーパーの特売日を上手に利用すると良いです。特売日を上手に利用するためのキーワードは“乾物”です。

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特売日にまとめて買うべきもの

スーパーの特売日に「安い!」とまとめて買って、食材を使いきれずに腐らせてしまったことはありませんか。せっかく安く買っても、これでは節約できたとは言えませんよね。

基本的なことですが、まとめて買ってよい物は保存のきく食材だけです。その中でも特売している“乾物”を買うべきです。

ヒジキや切り干し大根だけが乾物ではない

一般にいわれる乾物は、ひじき、干しシイタケ、高野豆腐などですが、もっと幅広く考えてみましょう。

乾物を“乾燥していて保存ができる食材”とすれば、お米、乾麺(パスタ・マカロニ・そば・うどん・ビーフン)、豆(黒豆・大豆・小豆)などもそうですよね。

乾物ならば賞味期限が長いのでまとめ買いをしても腐らせることなく、食材を無駄にすることがありません。

お米や乾麺は主食となる食材なので使用頻度が高く使う量も多いので、このような食材こそ安い時にまとめ買いをすることで節約になります。

お米は特売日に買う

2000円のお米が2割引ならば、通常価格より400円もお得です。500円のお肉が2割引ならば、通常価格から100円しか安くなりません。このように単価が高いお米こそ特売日に買えば割引額が大きく、その分が節約できたことになります。

行きつけのスーパーのお米の割引デーやポイントデーを、忘れずにチェックしておきましょう。

主食を食べてこそ食費が節約できる

主食がメニューにないと満腹にならないので、おかずをたくさん食べたくなり、その分食材も多く買わなくてはなりません。

主食を食べないとすぐにお腹が空いてしまい、ダラダラとお菓子を食べ、結局は出費が増えることになります。

おかずを食べ過ぎると塩分や脂肪分を多く摂り過ぎ、お菓子の食べ過ぎは糖分の摂り過ぎの原因にもなります。主食をメニューに加えることは、食費の節約だけでなく栄養バランスのよい食事にもなります。

乾物はいろいろな料理に使える食材

お米は白いご飯のままでも美味しいですが、炊き込みご飯・焼きおにぎり・オムライス・リゾット・チャーハンなど、和洋中の料理に使えます。

パスタもクリーム・トマト・和風などソースを変えれば、飽きずに食べることができますよね。

ひじきは煮物以外にも、豆腐ハンバーグやひじきご飯の材料として使うことができます。

ひとつの食材を調理法や味付けを変えていろいろな料理を作ることも、食費の節約につながります。

乾物をどんな料理に使えるか分からない方は、インターネットで調べてみると良いですよ。レシピを集めたサイトはもちろんのこと、食品メーカーのホームページもチェックしてみてください。簡単で美味しそうな料理が掲載されているのできっと参考になると思います。

乾物でおやつができる

ついつい買ってしまうお菓子ですが、お菓子の出費も馬鹿にできませんよね。乾物でおやつを作ることができます。

小豆を煮てお汁粉やぜんざい、黒豆を甘く煮て煮汁で黒豆ゼリーも作れます。タンパク質が豊富なお麩でラスクを作ることもできます。

ごまめ(カタクチイワシの幼魚を乾燥した物)とクルミをフライパンで焦がさないように乾煎りすれば、食べ出したら止まらないカリカリ食感のスナックができます。

市販のお菓子を買わなくても乾物でおやつを作れば、砂糖や油を摂り過ぎることなく、添加物を気にする必要がありません。

このように乾物を安い時にまとめ買いをしておけば、食費が節約でき、栄養バランスの良いバラエティに富んだ料理が作れます。食費の節約をしたいと思ったらぜひ「特売日には乾物を」と思い出してください。