結婚式のドレス代を節約【最も安くするのはレンタル？購入？】

私が結婚式を挙げた際に節約した「もの」、それはドレスです。ドレス代を節約することで40万円近い節約をすることができました。

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ドレスの購入方法

ドレスを購入するというと、逆に高くついてしまうのでは？と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。私が挙式した会場は最初からブティックが指定されており選べませんでしたが、そこで試着したどのドレスも一回のレンタル価格は30万円以上(ベール代含まず)しました。

このドレスを前撮りと式当日の2回レンタルするとなると、金額的に大きな負担になります。選択肢はここしかないし、はっきり言って愕然としました。

そこで私はレンタルではなく購入するという選択をしました。(指定されたそこのブティックはレンタルと販売の両方をしていました)

ドレスは一度購入してしまえば、あとは何回着ても金額は変わりませんので、レンタルするよりもずっとお財布に優しいです。

中古のドレスを購入する

ではどういうドレスを購入するのか？もちろん新品が良いに決まっていますが、私が購入したのは中古のドレスでした。こちらのブティックでレンタルされていたドレスは、大体3人くらい着ると廃棄されてしまうのですが、状態の良いものに関しては販売に回していると店員さんがおっしゃっていました。

実際どんなものがあるのかリストを見せていただきましたが、どれも素敵で状態の良いドレスばかりでした。私の目にとまったのは少し黄色みがかった、レースの袖がついたドレスでした。キャサリン妃が結婚式の時に着ていたようなドレスです。

お話を伺うと、これはイタリア製のオートクチュールで、以前これを着た人はイタリアの教会で式を挙げたとのこと。そんな素敵なエピソードまで聞いて、お値段は24万円。レンタルするより10万円ほどお安くゲットすることができました！これに新品のマリアベール(7万円)をつけても31万円で済んだのですから、本当にお得な買い物でした。

ドレスは一着しか着なかった

購入したドレスはお色直しでも大活躍しました。

花嫁さんの多くは披露宴の時にカラードレスをお色直しに着ることと思います。しかし、結婚式での節約を考えていた私は「カラードレスは着ない」という選択をしました。自分自身が色んな人の結婚式に出席して感じていたのは、「衣装は花嫁の自己満足だ」と思っていたからです。別にその自己満足を否定するつもりは全くないのですが、私は以前から、自分が結婚式を挙げるときは「自分自身にお金を使うのではなく、出席した人たちのためにお金を使おう」と考えていたからです。

でも、お色直しの時間は式の進行上必ず必要だとウエディングプランナーさんに言われ、どうしようか考えていたところ思いついたのが「購入したドレスを着回す」というアイデアでした。

私が購入したドレスは、ドレス全体にレースがかかっていましたが、それを取り外して着ることもできたので、レースを外した状態のドレスを着ることにしました。でもこのままでは、ただの白いドレスで華がありません。そこで私は地元の大きな手芸屋さんへ行き、光沢のある薄いピンクのナイロンテープを１メートル購入しました。それをウエスト部分に巻いてアクセントにすることにしました。

テープの価格は３００円くらいだったので全く負担になりません。ドレスを節約した分、手に持つブーケや頭に装飾するお花を少しだけ奮発しました。色がいまいち寂しいということもあり、オレンジ、イエロー、ホワイト、グリーンなど可愛らしいビタミンカラーをチョイスしてもらいました。

もし普通にカラードレスを着ていたら、ここでも一度のレンタルで30万円を超える費用が発生していたのは言うまでもありません。結局、購入したドレスは一回の挙式でとことんお役目を果たしてくれたのでした。